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#ワクチン3回目接種 なぜ「8カ月」…岸田政権が世界水準「6カ月」をかたくなに拒む真相

〇 11月24日付日刊ゲンダイ記事「ワクチン3回目接種なぜ「8カ月」…岸田政権が世界水準「6カ月」をかたくなに拒む真相」によれば、

「海外では新型コロナワクチンの3回目接種を前倒しするケースが目立つ。当初は2回目の接種から「8カ月後」が世界水準だったが、現在、米英独仏は6カ月、韓国は4カ月だ。

 ところが、岸田首相はいまだに「(5カ月の)イスラエル以外はほとんど8カ月をメドにしている。世界水準から8カ月は妥当ではないか」と言い張っている。依然、日本は8カ月後が原則だ。

 

 しかし、東京都医学総合研究所の調査によれば、ファイザー製ワクチンを2回接種してから7カ月程度経過すると、感染防止効果がある中和抗体の濃度は13分の1に低下したという。

 海外に倣い、国民の健康第一なら6カ月が妥当に思えるが、なぜ、政府は前倒しに後ろ向きなのか。

 

「表向きは準備が間に合わない自治体に配慮した形になっていますが、大きな要因は、6カ月後では厚労省のワクチン調達が間に合わないからです」(厚労省担当記者)

 

 厚労省自治体への説明資料によると、3回目接種は8カ月後を前提に12月104万人、来年1月303万人、2月1416万人、3月2316万人を予定している。

 

 もし、6カ月に前倒しされれば、12月1520万人、1月2619万人に膨れ上がる。ところが厚労省の配送計画は、ファイザー製を12月に1200万回分、2月に800万回分、モデルナ製を1月に1700万回分となっている。前倒しとなったら足りないのだ。

 

 在庫に余裕があれば追加配送できるが、実は、現状の8カ月でも逼迫するとみられている。山形県の吉村知事は「1、2回目で圧倒的にファイザーを接種した人が多い。3回目もファイザーを希望することが想定され、不足が危惧されるとの声が届いている」と懸念を示している。

 

 これまでのワクチン接種回数はファイザー約1億6000万回に対し、モデルナはわずか約3000万回。3回目接種は1、2回目と異なるワクチンを打つ「交差接種」が認められたが、3回目も同じワクチンの希望者が大半を占め、さらに、副反応がきつかったモデルナからファイザーへの乗り換えも見込まれる。ファイザー製の品薄は間違いない。

 

「世界的に3回目接種の需要が急増している。今さら、政府が両社と交渉しても、大量の前倒し調達は難しいでしょう」(薬品業界関係者)

 

 8カ月でも余裕がないのだから、厚労省が6カ月をかたくなに拒むのもうなずける。今年はどんな冬になるのだろうか。」