〇 12月2日付日経新聞記事「オミクロン型、米国でも初確認 カリフォルニアで」によれば、
「新型コロナウイルスの新たな変異型である「オミクロン型」の感染者が米西部カリフォルニア州で確認された。
南アフリカから11月22日に帰国した旅行者で、米国での感染確認は初となる。バイデン大統領の首席医療顧問を務めるファウチ国立アレルギー感染症研究所長が1日の記者会見で明らかにした。
感染者はワクチン接種を完了していたが、ブースター接種(追加接種)は受けていなかったという。米疾病対策センター(CDC)によれば、症状は軽く、改善している。検査で陽性を確認して以降は自主隔離しており、近親者はいずれも陰性だった。
ホワイトハウスは1日の声明で、成人のブースター接種と子どもへのワクチン接種の重要性を改めて強調した。
バイデン大統領は2日に冬の感染拡大期に向けたさらなる対策を説明する見通しだ。
アフリカ諸国に滞在した外国人の入国を一時的に禁じる措置は11月29日から実施している。
オミクロン型は疑い例も含め、すでに20を超す国・地域で確認されている。日本でも1日までに2例が見つかった。各国は水際対策を強化しているが、それ以前に入り込んでいた可能性が高まっている。」
〇 感染者は「検査で陽性を確認して以降は自主隔離」とのことですが、11月22日の帰国から、感染発表の12月1日まで1週間以上が経過しており、市中への感染拡大が懸念されます。