〇 12月2日付時事通信社記事「南アフリカ「指数関数的に増加」 オミクロン株で感染者倍々に 新型コロナ」によれば、
「南アフリカの国立伝染病研究所(NICD)当局者は1日の議会で、オミクロン株の影響で新型コロナウイルス感染が過去2週間で「指数関数的に増加」し、「憂慮すべき」状況にあると表明した。
NICDによると、過去24時間の新規感染者は8561人。11月30日は約4400人、同29日は2300人だった。
ヨハネスブルクを含む最大州ハウテン州での検査陽性率は1日、27%に跳ね上がった。
感染は最初に10~29歳の若者の間で広がった後、「より年齢の高いグループに移り始めている」という。」
〇 12月2日付毎日新聞記事「南ア、11月感染例の7割がオミクロン株 急速に拡大」によれば、
「世界各地に感染が広がっている新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について、南アフリカ国立感染症研究所は1日、同国内の11月の感染例の74%を占めていたとする調査結果を発表した。
10月時点ではデルタ株が92%を占めており、急速にオミクロン株に置き換わっている実態が浮かび上がった。
同研究所によると、11月にゲノム(全遺伝情報)解析をした249件のうち183件がオミクロン株だった。最も早い検出は11月8日で、首都プレトリアや最大都市ヨハネスブルクがあるハウテン州だった。既に11月上旬には同国内でオミクロン株の感染が始まっていたとみられる。
南アでは1日、8561人の新たな感染を確認し、1週間前(11月24日)と比べて6倍以上に増えた。南アの専門家は、オミクロン株はデルタ株よりも感染力が高い恐れがあるとみており、重症化の度合いやワクチンの効果について詳しい調査を進めている。」
南アフリカ新規感染者数推移 |
|||
人 |
7日間移動平均 |
||
11/1 |
月 |
106 |
|
11/2 |
火 |
169 |
|
11/3 |
水 |
344 |
|
11/4 |
木 |
319 |
|
11/5 |
金 |
339 |
|
11/6 |
土 |
358 |
|
11/7 |
日 |
205 |
263 |
11/8 |
月 |
116 |
264 |
11/9 |
火 |
245 |
275 |
11/10 |
水 |
305 |
270 |
11/11 |
木 |
356 |
275 |
11/12 |
金 |
393 |
283 |
11/13 |
土 |
306 |
275 |
11/14 |
日 |
0 |
246 |
11/15 |
月 |
398 |
286 |
11/16 |
火 |
273 |
290 |
11/17 |
水 |
566 |
327 |
11/18 |
木 |
0 |
277 |
11/19 |
金 |
1,374 |
417 |
11/20 |
土 |
887 |
500 |
11/21 |
日 |
687 |
598 |
11/22 |
月 |
312 |
586 |
11/23 |
火 |
18,586 |
3,202 |
11/24 |
水 |
1,275 |
3,303 |
11/25 |
木 |
2,465 |
3,655 |
11/26 |
金 |
2,828 |
3,863 |
11/27 |
土 |
3,220 |
4,196 |
11/28 |
日 |
2,858 |
4,506 |
11/29 |
月 |
2,273 |
4,786 |
11/30 |
火 |
4,373 |
2,756 |
12/1 |
水 |
8,561 |
3,797 |
資料:ジョンズ・ホプキンス大学 |