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#大阪抗体カクテル療法 関西医科大総合医療センター(守口市)、460人投与。「1日でもというより、1時間でも早くと考えて投与した」

〇 12月6日付読売新聞記事「抗体カクテル、重症化予防に「1時間でも早くと考えて投与」…24時間態勢・在庫100人分保管」によれば、

大阪府内で新型コロナウイルス患者を最も受け入れている医療機関の一つである関西医科大総合医療センター守口市)の中森靖・副病院長が読売新聞の取材に応じた。

軽症・中等症向けの抗体カクテル療法について、今夏の第5波では徹底した早期投与が重症化予防に奏功したといい、「1日でもというより、1時間でも早くと考えて投与した」と語った。第6波に備え、往診などで支援する宿泊療養用のホテルで医療機能を強化していることも明らかにした。

 

 同センターは、府内で最大規模となるコロナ対応病院で、重症42床、軽症・中等症16床の計58床を確保する。

抗体カクテル療法は、国が特例承認した10日後の7月29日に導入し、これまでに入院患者91人、外来患者267人、宿泊療養者90人など計約460人に実施した。

 

 薬剤は国が買い上げ、医療機関に配布している。患者ごとに利用申請するのが基本で、原則1~2日後に配送される仕組みだ。早期投与のネックになったが、8月前半だけで入院患者約50人に実施。

こうした実績が国に評価され、8月下旬には府内で最多となる100人分を在庫として保管しておくことが認められた。

 

 投与は発症から原則7日以内となっているが、「コロナは増殖スピードが速い」と判断し、患者の陽性が判明した当日に実施できるよう24時間態勢を取った。中森氏は「待たずにすぐ投与できるため、在庫を確保できたのは大きかった。府内の新規感染者がピークだった9月上旬には不足しそうになった」と振り返る。

 

 入院患者だけでなく国に認められた外来投与を8月27日に開始

患者が嫌がっても「すぐに来てほしい」と説得し、7割が発症4日以内に投与できたという。

 

 外来投与には医療圏を超えて大阪市保健所からも依頼が相次いだ。大阪市内の患者が146人と半数を占める結果となったが、中森氏は「府内の病床逼迫(ひっぱく)を防ぐには大阪市内の患者を早期治療し、重症化を防げるかがカギだ。第5波で保健所と連携できたことは次の備えにつながる」と語る

 

 今後の感染再拡大については「このまま収束するとは思えない。そろそろ高齢者はワクチンの効果が薄れてくる」と指摘。新たな変異株「オミクロン株」で爆発的な感染拡大が起きることが懸念されるが、「ホテルでの診療を強化できれば、重症化予防の拠点になる」と強調する。

 

 病床が不足することも想定し、チームで往診する大阪市内のホテルでは、抗体カクテル療法に加え、肺炎患者向けの抗ウイルス薬「レムデシビル」を使える体制も整えた。

 

 さらに中森氏は「高齢者施設でも抗体カクテル療法が使える体制を早急に作りたい」と話している。(後略)」

 

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