〇 12月9日付毎日新聞記事「3回目接種で新変異株に感染防止効果か、ファイザー暫定研究結果」によれば、
「米製薬大手ファイザー社は8日、新変異株「オミクロン株」に対し、同社の新型コロナウイルスワクチンの3回目(ブースター)接種に感染防止効果がみられたとする暫定的な研究結果を公表した。
2回接種では「感染を防ぐには十分ではないかもしれないが、重症化を防ぐ効果はあるとみている」と説明した。
暫定的な研究では、2回目の接種から3週間後の人と、3回目の接種から1カ月後の人の血液を比較した。
3回接種した人は、オミクロン株に対する抗体の量が2回接種者の約25倍に達した。
一方で、2回接種者のオミクロン株に対する抗体量は、既存株に対する抗体量に比べて大幅に減少しており、2回接種してもオミクロン株に感染するリスクが高いことを示唆した。
同社は、オミクロン株に対応したワクチンが新たに必要な場合、2022年3月に提供可能だと説明している。」