願!コロナ退散

コロナ情報あれこれ

#自宅放置死 首相が実態把握を指示。「一歩進んだ」=自宅放置死遺族会

〇 12月15日付毎日新聞記事「コロナ自宅療養死、首相が実態把握を指示 遺族「一歩進んだ」によれば、

岸田文雄首相は15日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスに感染して自宅で死亡した人について、厚生労働省に実態を把握するよう指示したことを明らかにした。

 

 自宅での死亡は今も全容が明らかになっておらず、遺族が調査・検証と今後の感染拡大期での再発防止を求めていた。

 

 立憲民主党城井崇氏への答弁。夏場の「第5波」では、感染者の急増に伴い保健所の業務が逼迫(ひっぱく)し、本来入院が必要な人でも自宅で過ごすことを余儀なくされ、診療や健康観察もないまま死亡する人が相次いだ。

 厚労省によると、新型コロナの感染者情報が入力されているシステム「HER―SYS(ハーシス)」に今年1月から10月末までに死亡場所が「自宅」と記録されたのは152件(11月15日現在)。

 しかし、関係者によると、コロナ感染後自宅で死亡した人でも、保健所が多忙でデータを入力しきれなかったケースもあり、実態はこの数字を上回るとみられる。

 

 予算委で城井氏は、自宅療養で死亡した人に関して「検証委員会」を設置するよう迫った。首相は「厚労省に対して、サンプルでの検証も含めてどのような対応が可能か、整理するよう指示をした。厚労省の取り組みを確認した上で対応を考えたい」と述べた。

 

 自宅療養中などに亡くなった家族からなる「自宅放置死遺族会の共同代表、高田かおりさんは「一歩進んだ印象だ。政府にはしっかりと検証に取り組んでほしい」と述べた。」

 

〇 11月11日付沖縄タイムス記事「「弟と同じ悲劇を繰り返さない」 コロナ自宅死、遺族会が発足 名称に込めた思い」によれば、

新型コロナウイルスに感染し、適切な医療や健康観察を受けられないまま自宅で亡くなった人の遺族らが「自宅放置死遺族会」を発足させた。

 共同代表の一人は、8月に那覇市で亡くなった竹内善彦(よしひこ)さん(享年43)の姉の高田かおりさん(46)=大阪府。「失った命は戻らない。せめて同じ悲劇を繰り返さない社会に向かうきっかけにしたい」と訴えている。

 

 竹内さんの陽性判明を県や那覇市が把握したのは8月6日。何度か電話したものの連絡が取れず、2日後の8日に保健所の職員や警察官が自宅を訪れ、ベッドで亡くなっているのを発見した。

 

 感染者と丸1日連絡が取れなければ保健所の職員が自宅を訪問することになっていたが、当時は第5波が猛威を振るい、業務はパンク状態。高田さんは「現場の職員は必死で頑張っていただろう」と気遣いつつ、「あと一日早く誰かがつながってくれていれば」と、今も無念さを抱える。

 

 「医療が逼迫(ひっぱく)していたとはいえ、自然災害とは違う。避けられない死ではなかったのではないか」。会の名称にある「放置死」には、現在の医療提供体制への疑問が込められている。

 

 既に全国の複数の遺族と連絡を取り合っており、今後は定期的に会合を開く予定。「身内の死に納得できない遺族が各地にまだいるはず。悲しみや怒りを共有し、情報交換できる場になれば」と参加を呼び掛けている。」