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#コロナ軽症者用治療薬 「モルヌピラビル」は、どんな薬?

12月26日付テレ朝news記事「初承認“コロナ飲み薬”オミクロン株への効果は?」によれば、

「(前略)

24日に承認され期待が高まるコロナの飲み薬について、川崎医科大学の中野貴司(なかの・たかし)教授に伺います。

 

(板倉) コロナの飲み薬ですが、アメリカのメルク社が開発した「モルヌピラビル」で、きのう厚労省で特例承認されました。

 臨床試験では、入院や死亡のリスクがおよそ3割減ったとされ、来週から使用できるように政府は体制を整えていくということです。

 中野さん、「モルヌピラビル」はどういう飲み薬なんですか?

 

(中野さん)

 例えば「ワクチン」は、体に免疫をつけてコロナウイルスにかからないように、ウイルスが入ってこないようにする働きがあります。

 

 この「飲み薬」は、細胞の中でウイルスが増えるのを防ぐ、増殖を防ぐ働きがある薬です。

 ワクチンとは“作用”が異なるものです。

 

(高島) 「ワクチン」も「飲み薬」も、両方大事ということですね?

 

(中野さん)

 さまざまな手段で新型コロナに対抗しないといけないので、“戦うための手段”が複数出来たということは心強いことだと思います。

 

(高島) オミクロン株への効果はどうでしょうか?

 

(中野さん)

 オミクロン株はスパイクたんぱく質が変異しているので、ワクチンでついた免疫が十分に効かない可能性がある。

 

 ただしこの薬の作用は、スパイクたんぱく質と直接は関係ないので、従来型と同様にオミクロン株にも効果があるのではないかと予想している。

 

(高島) ウイルスが変異を繰り返しても「飲み薬」は使えるということなんですか?

 

(中野さん)

 ウイルスですから、使っている薬に勝つようなウイルスが出てこないとも限らないです。やはり乱用は慎んで適切に使っていくことが必要だと思います。

 

(高島)「飲み薬」の飲み始める一番いいタイミングは?

 

(中野さん)

 病気の初期に重症化するのを防ぐ薬ですから、臨床試験のときも発症して5日以内に投与が行われています。

 

 発症6日目以降の有効性は確認されていないので、発症後に早く飲むことが勧められています。

 

(高島) 対象年齢や服用の期間はどうなっていますか?

 

(中野さん)

 この薬は、18歳以上の方に使うことができます。

 

 1日2回の服用で5日間。自宅で服用できるというメリットがあります。

 

(高島) どのくらいの量を服用する?

 

(中野さん)

 錠剤1回に4錠を飲んで1日2回。けっこうな量を飲まないといけないです。

 

(高島) どういった副作用が考えられますか?

 

(中野さん)

 まだ服用された方がそんなに多くないので分かってる範囲では、胃がムカムカするとか、下痢をするとかいう消化器症状とか、頭が痛くなったり。場合によってアレルギーがあるとじんましんが出ることもある。

 

 一般の薬剤と同じような注意が必要だと思います。

 

 またこの薬剤は、妊娠している方や妊娠してる可能性のある方には使うことができません

 

 胎児に影響を及ぼす可能性もあるので、そうした方は控えていただくことになる。(後略)」