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#ワクチン3回目接種 4月完了は主要都市の1割、計画の前倒し難航

〇 3月12日付日経新聞記事「3回目接種、4月完了は主要都市の1割 計画の前倒し難航」によれば、

新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の4月完了を見込むのが主要都市の1割にとどまることが日本経済新聞の調査でわかった。

 2回目までとは別のワクチンを打つ交互接種や副作用への住民の不安などから、計画前倒しが円滑に進んでない。第6波収束を遅らせる一因にもなっており、接種加速は急務だ。

 

 県庁所在地と政令市、東京23区の計74市区を対象に3月1日時点の状況を調査し、福井市を除く73市区から回答を得た。

 

 希望者全員の3回目接種が完了すると見込む時期は「3月中」と「4月中」を合わせて9市区と回答全体の約12%だった。

 最も多かったのは「5月中」の24市区で全体の3分の1にあたる。次いで多かったのは「6月以降」で2割近くの14市区が答えた。26市区は「未定」「不明」と時期を明示しなかった。

 

 先行対象の高齢者について、2月末までに完了したとの回答は岐阜市だけだった。半数超の39市区が「3月中」と答え、「4月中」が3市区、「5月以降」は5市区。「未定」「不明」も25市区あった。1月27日時点の政府調査では全市区町村の97.4%が2月末までの完了を見込んでいたが、実際は遅れが目立つ。

 

 2回目まではファイザー製ワクチンが主体だったのに対し、政府は3回目の供給量についてファイザー製とモデルナ製を5対5としている。

 住民の一部は交互接種が必要だが「モデルナ製の予約が埋まるのが遅い」(さいたま市)との声が多い。

 

 東京都荒川区の担当者は「前倒し接種のスピードアップには、国がファイザー製を前倒しで供給することが不可欠だった」と指摘する。

 

 2回目接種との間隔をめぐる混乱も自治体の対応を遅らせた。政府は接種間隔を断続的に縮小し、現行方針が定まったのは第6波が始まっていた1月中旬だった。「8カ月でスケジュールを固めた直後で最悪のタイミングだった」(品川区)

 

 3回目の接種率は地域差が大きい。人口比で最も高い東京都墨田区の34.8%に対し、最も低い秋田市は11.1%。墨田区は1、2回目でも集団接種会場でモデルナ製を積極活用し「64歳以下を中心にモデルナを打っている区民が多く、抵抗感が少ない」。3回目でも43%がモデルナ製を接種している。

 

 秋田市はモデルナ製の接種者が13%にとどまる。ほかの自治体でもモデルナ製を打った接種者の割合が高いほど、全体の接種率も高まる傾向にある。

 

 5~11歳の子どもへの接種も2月下旬に始まったが、希望者がどの程度集まるか不透明感が強い。子どもの人口に対する希望者の割合の予測を尋ねたところ、自治体の回答は40~100%とばらついた。子どもには努力義務を課しておらず、大人以上にニーズが読みにくい。

 

 3回目接種を加速するにはモデルナ製の安全性や有効性に関し、住民にわかりやすく情報を伝えることが不可欠だ。ワクチンの種類ごとに供給日程や予約枠の空き具合を明確に示すなど、住民の判断を助ける対策も求められる。」