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#第6波 感染減ペース遅い、ピーク比6割。追加接種・免疫獲得進まず

〇 3月15日付日経新聞記事「第6波、感染減ペース遅く ピーク比6割 追加接種・免疫獲得進まず」によれば、

「(前略)

 変異型「オミクロン型」の流行は2月上旬にピークを迎え、すでに1カ月超が経過した。その間、感染者の減少幅は4割程度にとどまる。昨夏の第5波ではピークから1カ月で9割近く減った。

 

 海外はより早く収束に向かった。

 米ニューヨーク市のマンハッタン地区はピーク後30日間で感染者数は93%減った。

 南アフリカの最大都市、ヨハネスブルクがあるハウテン州でも89%減だった。

 

 日本の感染減少が勢いを欠く理由の一つとして、ワクチン追加接種の遅れが挙げられる。第5波のピーク時は2回接種を完了した人が5割程度に達し感染減少のペースアップに寄与した。足元の3回目接種率はようやく3割を超えた段階だ。

 

 東京都の小池百合子知事は11日の記者会見で重点措置の解除を巡り「都内人口の約40%がワクチンを受けることがポイントになる」と述べた。13日時点で都の接種率は30%でなお開きがある。

 

 今回、小児の感染割合が高まったことも影響した可能性がある。厚生労働省の集計では、3月の新規感染者の34%は10代以下だった。

 接種が進んでいない小児を中心とした流行は家庭内感染などの原因になる。これが火種となり、第6波を長引かせている。

 

 接種の遅れだけでは説明できない面もある。3回目接種率は米国も日本も3割前後で同水準なためだ。

 

 海外での急減の理由として感染規模の違いを指摘する声がある。

 

 英オックスフォード大学の研究者らでつくる「アワー・ワールド・イン・データ」によると、米国の直近のピーク時の新規感染者(7日移動平均)は100万人あたり2400人を超えた。日本はその3分の1未満だ。

 より多くの人が感染によって免疫を獲得した米国と日本とは感染減少のメカニズムが違う可能性がある。

 

 厚労省の専門家組織は、卒業式やお花見などのイベントを機に国内の感染が再拡大する「リバウンド」に警鐘を鳴らす。海外でも韓国や香港など東アジア各国で再拡大がみられる。

 東京医科大の浜田篤郎特任教授は「重点措置を解除する場合も第6波が続いているとの意識を持つ必要がある」と指摘する。」