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#アジアコロナ 中国=都市封鎖、韓国=新規感染者数世界1位

〇 3月30日付日経新聞記事「新型コロナ「アジアの優等生」つまずく 中韓で感染増」によれば、

「(前略)

 中国では事実上の都市封鎖が相次ぐ。東北部では吉林省長春トヨタ自動車遼寧省瀋陽の独BMW上海市では米テスラの工場が停止中だ。上海ディズニーランドも休止が続き、経済への打撃は鮮明だ。感染者が多い地域の間を移動するとホテルで14日間程度の隔離をされる場合が多く、出張や旅行は難しい。

 

 国家衛生健康委員会によると、香港・マカオを除く中国本土の市中感染(無症状含む)は3月1~28日が合計で約8万1200人。月間のデータを比較できる20年4月以降で最多だ。2月まで毎月数百~2000人台だった。

 

 中国では人口の約9割がワクチンを接種したが、国産品しか認可されていない

 世界保健機関(WHO)などによると、中国医薬集団(シノファーム)などの中国製ワクチンは米ファイザーや米モデルナよりも効果が低い。衛生健康委も「現在のワクチンはオミクロン型に対して能力が低下する」と認める。

 

 中国式の「ゼロコロナ」政策で感染を抑え込んでいた香港でも2月以降に感染が急増。1月以降の累計感染者は110万人を超え、人口の7人に1人が感染した計算になる。高齢者がワクチン接種をためらう傾向があり、人口100万人あたりの1日の死者数は30人を超えて世界最悪となった。

 

 韓国では16日に62万人の新規感染が確認され、1日で人口の1%超が感染する事態となった。累計感染者数も1200万人を超え、人口の23%に相当する。

 足元では死者数も高齢者を中心に1日300人前後と過去最多水準で推移し、重症患者用の病床使用率は70%とじわり上昇している。

 

 韓国では60歳以上の89%がブースター接種(追加接種)を完了。ワクチン接種率の上昇にともなって政府は飲食店の営業制限など各種の規制を段階的に緩和してきた。9日の大統領選前後に各地で大規模な集会が開かれたことが感染急拡大の一因とされる。足元ではワクチン接種が遅れた未成年の感染が増加傾向にある。

 

 韓国政府は飲食店など自営業者への配慮から規制緩和を続ける意向を示す。防疫当局は「無症状者も多く、感染者全体に占める重症患者・死者の割合は低下傾向にある」と説明している。韓国の感染者数に占める死亡者の割合(7日移動平均)は0.09%にとどまっている。

 

 ベトナムはテト(旧正月)明けの2月初旬から新規感染者が急拡大した。英オックスフォード大の研究者らがつくる「アワー・ワールド・イン・データ」によると、ピークの3月中旬には新規感染者が7日間平均で1日30万人近くに達した。現在は半分程度の15万人だが、なお高水準だ。自己検査で陽性になっても当局に届けないケースが大半で、実際の感染者はさらに多いとみられている。

 

 ベトナムで2回のワクチン接種を終えた人の割合は約8割で日本並み。追加接種を終えた人の割合も約5割に達している。

 比較的効果が高いとされる欧米製のワクチンが中心で、中国製のワクチンは2割強にとどまる。それでも足元で東南アジアで最大規模の感染国になっている。

 

 共産党一党支配で中国と共通するベトナムは当初、感染を完全に抑え込む厳格な政策で成果を上げた。しかし2月以降のオミクロン型の流行時に、ワクチン接種の効果などで死亡率が低く抑えられたとして、これまでのように規制を強めなかった経緯がある。

 

 ファム・ミン・チン首相は3月上旬に「コロナをエンデミック(一定期間で繰り返される流行)とみなす」と発言し、政府は毎日の新規感染者の発表を取りやめることも検討している。」

 

〇 韓国の新規感染者数は、世界最多となっていますが、人口あたりで見ると突出ぶりが顕著です。

 

  人口10万人あたり新規感染者数   感染率
期間 3/7~13 3/14~20 3/21~27 前週比 (累計)
国名
4,287 5,296 4,717 0.89 24.1
           
701 962 1,369 1.42 38.7
613 840 891 1.06 31.0
574 807 831 1.03 23.8
1,640 1,835 815 0.44 23.3
301 261 220 0.84 5.1
96 84 129 1.53 9.2
73 64 64 1.01 24.2

ジョンズ・ホプキンス大学の資料をもとに筆者が作成

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