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#中国コロナ 上海市、封鎖1か月。見えぬ出口

〇 4月27日付産経新聞記事「見えぬ出口 上海封鎖1カ月、ゼロコロナ不満は封殺」によれば、

上海市は28日、新型コロナウイルスの流行を受けてロックダウン(都市封鎖)が始まってから1カ月を迎える。

 封鎖開始時からの累計感染者数は50万人を突破し、死者も計200人を上回った。習近平政権は、感染拡大を徹底的に押さえ込む「ゼロコロナ」政策を堅持する方針を強調しており、上海の全面的な封鎖解除という出口は見えていない。

 

 国家衛生健康委員会は27日、上海で26日に新たに確認された感染者は、空港検疫などを除き1万3562人だったと発表した。うち1万1956人は無症状で、1日あたりの感染者数は4日連続で減少。しばらく続いていた2万人台の感染者数からは減少したものの依然高い水準が続く。

 

 一方、26日には感染者48人が死亡した。平均年齢は80・85歳で、うちワクチン接種者は1人。

 中国では基礎疾患を持つ高齢者がワクチンの接種を避けており、その層を中心に死者が増えている。

 死者が報告されるのは10日連続で、封鎖後では計238人にのぼる。

 

 上海市当局は27日の記者会見で、感染拡大が起きていない地域から部分的に制限を緩和する方針を表明。ただ、具体的な時期や詳細には触れておらず、約2500万人の全住民が自由に動けるようになるには、まだ時間がかかる見通しだ。

 

 上海当局は当初、市内を東西2地域に分けて3月28日から4月5日まで順次封鎖する計画だったが、新規感染者数が高止まりしたことで長期化した。

 市民の間では「終了時期が見えず精神的に苦しい」(40代男性)という声が聞かれ、食料不足といった切実な問題が伝えられている。

 

 中国の交流サイト(SNS)ではこのほど、ロックダウンに翻弄される上海市民の肉声を集めた「四月之声」と題された動画が拡散された。約6分間の動画では、物資を求める人々の叫びや、封鎖措置のため病気の父親を病院に連れていくことができない男性の訴え、現場での対応に苦慮する地元の共産党幹部の嘆きなどが赤裸々に記録されている。

 

 SNSでは転載された動画が「内容が、法律や政策に違反する疑いがある」として相次ぎ削除されている。習政権はゼロコロナ政策を「成果」として自賛しており、それに不満を持つ市民や地元当局者の実態が伝わることは、政権の安定にとって不都合とみなしているもようだ。」

 

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